「こころが晴れるコラム」では、認知行動療法の主要なスキルのひとつである「7つのコラム」を練習することができます。
私たちは悩んでいるとき、「自分はダメだ」「誰にもわかってもらえない」「どうせ何をやってもムダだ」と決めつけて自分を追いつめています。そうしたときには、思い込みに縛られないで現実に目を向け、自分にとって大切なものを見落としていないか考えてみましょう。
そのときに役に立つのがコラム法です。「コラム」とは考えを振り返る記録表のことで、なかでも「7つのコラム」はよく使われていて、次の7つから構成されています。
私たちは、悩みを抱えたとき、自分の考えに縛られて苦しむことがありますが、コラムの記入は、そのことに気づくきっかけになります。
コラム法は、誰かに相談をして気持ちが軽くなるときの会話の流れと同じです。このスキルが身につけば、自分で自分の相談に乗ったり、自分のカウンセリングをしたりできるようになります。
「こころが晴れるコラム」では、気持ちが動揺したときの様子を実際に書き込み、考え方を切り替える練習に役立ててください。
【参考】
「こころが晴れるコラム」で練習できる「7つのコラム」は、監修の大野裕先生の15万部を超すロングセラー『こころが晴れるノート』(創元社)で使われている中心的なスキルです。本と一緒に使っていただけるとわかりやすいと思います。